●きょうの日が沈む頃の一枚を集めてみました。
桜の木は葉を落としていました。白木蓮の葉を拾い集めました。
ミレーの「落ち穂拾い」ならぬ「落ち葉拾い」です。
白木蓮の一葉にオー・ヘンリーの「最後の一葉」を思い浮かべました。
「落ち葉」は腐葉土にします。『最後の一葉』は『賢者の贈り物』とともに私の好きな短編小説です。
そんな中でハゼの紅葉がきれいでした。
サトウハチローの『ちいさい秋みつけた』の3節目に歌われています。ハチローの幼い頃、父・紅緑の異性問題で家を去った母。その母に手を引かれてよく教会に通ったハチローが見かけた「風見鶏」とハゼの紅葉が切なく重なったといいます。
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むかしの むかしの 風見の鳥の
ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ
はぜの葉あかくて 入日色
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
●きょうのみことば:マタイ28:20b
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
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