「なつぞら」(1)

*NHK朝のドラマ「なつぞら」を時間がある時に観ている・・・

 東京大空襲、戦災孤児の悲劇、悲惨さがまっすぐに綴られていることに、まず驚いた。

その後、亡くなった「なつ」の父の戦友が彼の郷里–十勝に「なつ」を連れて行くことから全く新しい世界が広がる。この過酷な地で開墾、開拓する家族、学友たちとの出会い・・・今の美しい十勝の風景からは想像もできない世界(時代)が見事に描かれている。

 

 この作品(作者)は、厳しい現実(過去/歴史)をしっかり捉え、物語っていると感じられる。

「新しさ」を求める時代(現代)では、厳しい現実(過去/歴史)をぼやかす傾向や、削ぎ落とす傾向が見られるが、過酷さ、悲惨さに真正面から取り組んでいることに感動する。

とりわけ「なつ」(子役)と「おじいさん」とのやりとりは、とても演技とは思えない。現代–「今」に向かってはっきり叫ぶ声が聞こえてくる。

明日の朝は・・・

 

 ではシャローム!
 

カウンター

「世の光&ライフ・ライン動画専用」 https://www.youtube.com/watch?v=FjpnRQX1FQI