「侘寂庵」・・・「庵」への憧れ・・・

○「侘寂庵」・・・

 私の内には「庵」への憧れがあるようだ。

 生まれ育った大磯には平安末期の歌人・西行法師が詠んだ≪心なき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮≫にちなんだ「鴫立庵(シギタツアン)」がある。

また子供の頃こっそり遊びにいった「三井家別荘」(現在は県立の大磯城山公園)には国宝茶室「如庵(ジョアン)」があった。その後、名鉄が買収し犬山城下に移築された。

 

 我が家には「侘寂庵(ワビサビアン)」とF一級建築士が命名してくれた母屋とは別に「離れ家/小屋」−読書、執筆、瞑想空間−がある。私は『パンの家』と呼んでいるが。

 私は70~71歳頃から「侘寂庵−パンの家」隠居生活をと考えている−その前になるかもしれないが−。体力、気力があるうちに今まで話したことや書いたものをまとめる時間が欲しくなったのだ。

「庵」への憧れは、『方丈記』『徒然草』といった随筆への憧れかもしれない。

 

 そうそう、先日の茨城訪問の折、「先生のお声、ご子息のP.牧師のお声と似ていますね」といろいろな方に言われた。
意識して来なかったので驚いたが、親子なので声質が似ているのも不思議ではない。話し方などは違うが・・・
 長男も二男も牧師/宣教者の道を歩んでいる。「福音放送」への「重荷」もあるようだ。「交代」ではなく「引き継ぎ」をと願っている。どこまで役に立てるかはわからないが、経験豊かな方々に育てていただけたら有り難い。もちろん無理強いは考えていないが。

 

 ではシャローム!

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