◎長女の帰天(2016.8.15)から3年。。。
私の姉と妻が、それぞれ切り花をもって教会納骨堂へ出掛けた。
昔の讃美歌が突然心に響いて来た。
「昭和6年版」(1931年版)を取り出した。由木 康が東京三井銀行本店に友人を訪ねた折、友人の出勤が遅れ、騒音から遮断された応接室で待たされた間、由木の心に湧いて来たという原詞(1930年)。 この原詞に津川主一は作曲した(1931年)。
『讚美歌』305番(昭和6年版) 詞:由木 康 曲:津川圭一
1
この世のつとめ いとせはしく
ひとのこゑのみ しげきときに
うちなる宮(ミヤ)に のがれゆきて
われはきくなり 主(シュ)のみこゑを
2
昔主イエスの 山に野邊(ノベ)に
ひとをばさけて ききたまひし
いともたふとき あまつみこゑ
いまなほひびく わがこころに
3
主よさわがしき 世のちまたに
われをわすれて いそしむまも
ちさきみこゑを ききわけうる
しづけきこころ あたへたまへ
(注)『讚美歌』313番(1955年版)、『教会福音讚美歌』380番(2012年版)は「新かな」使用。 『讚美歌21』497番(1997年版)は「原詞」を変えた部分有り。『新聖歌』には収録がない。
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