○8月7日㈮
8.5「世の光いきいきタイム」の収録(於「侘寂庵ワビサビアン」)も、Hスタッフが来訪。無事に守られ感謝でした。
前回の収録の折、今の状況下、(PBAスタジオではないので)自宅の「侘寂庵」から参加します、とお話ししたところ、Tアナウンサーから質問メモが届きました(Tアナも別録音)。
以下のように、番組の中でお話をしました。
「数年前、妻の両親の介護の問題が身近に起こり、一緒に住むことを考えたのですが、一遍に4人増えることはさすがに難しく「離れ」を建てました。といっても4畳半の掘建小屋ですが。
実は、私の育った神奈川県の大磯というところに「鴫立庵(シギタツアン)」があります。平安末期の歌人・西行法師が、
≪心なき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮≫
という歌を詠んだことを記念する「庵(イオリ)」で、建築家が大磯出身の私を眺めながら「侘寂庵」と命名してくれました。
妻の両親は3年半前に天に召され、この「侘寂庵」はもっぱら物置小屋のようですが、晩年の正岡子規流にいえば「この小屋から世界を観よう」との私なりの願いが通じたのか、ここから全国の皆様に「世の光」をお届けさせていただいています。」
我が家は「パンの家」と称し、「侘寂庵」はスタジオとしてお役に立っています。感謝。
ただ、この暑さの中、もっぱら修繕、片付けに追われていますが。
では、シャローム!
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