「振り返る」・・・

○2022.3.9㈬

・昨日、JBS通信No.187で恩師–T津村氏の記事「48年間を振り返って」を読みました。

私も当時を振り返りますと、私たちが恩師担当の初の「Heb.文法クラス」とのことで、最初の試験で全員が再試験になりました。情けないというか、これは大変だ、と覚悟しました。

卒業後、月一回、S兄(静岡)、Y兄(埼玉)、私(町田)などとご自宅に押しかけ「詩篇講読/茶会(?)」を開いていただいたが、その時、私たちのレベルに合わせた教え方がわからなかったと「正直に」話されことが思い出されます。

 

個人的には、三年次に、自由課題で提出した「律法(契約の書)とハムラビ法典」というレポートを高く評価してくださいました。

実は、学生時代に「法律」を学び、その道に進みたいと在学中に試しに「司法試験」を一度受け、卒業後、本格的に準備しようと–時間が取れると考え(甘い)–役所に勤めました。が、三年目に交通事故に遭い、「生きていると思っていたが生かされているのだ」と気付かされました。その出来事を機に、主が私を「法律」ではなく「律法」へ、「福音」を伝える道へと召し出されていることに従い、JBSに導かれました。「律法(契約の書)とハムラビ法典」はそんな以前の思いと重ねたレポートでした。

 

今年発行された『みことばの光』(1~3月号/聖書同盟発行)において『申命記』を執筆しましたが、以来、ずっと温めてきた思いの「結実」と言えます。ただ、大きく違うのは、伝道者/牧者/宣教使というご用をさせていただきながら、神の人モーセの「神のことば-律法」の「伝達-説示者」としての視座を通して執筆したことです。編集者(あの時の友Y兄)を悩ませながら。。。

それにしても恩師は約半世紀・・・尊い、幸いなお働き・・・お疲れ様でした、そして感謝します!

そうそう、「ヘブル詩の文法」(ひつじ書房)から近いうちに発行されるとのことです。おめでとうございます。
 

「振り返る」私は、次の時代・世代へと「信仰継承」しながら、神の人モーセの終着-告別と歌がこれからの「道標」になっています。

ではシャローム!

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「世の光&ライフ・ライン動画専用」 https://www.youtube.com/watch?v=FjpnRQX1FQI